最初に吊るした干し柿は、見事に失敗!
干し柿は吊るしておけばできるものだと思ってた。
これは本当に大きな間違いだった。
柿は丁寧に見守ってあげなければカビが生えてしまう。
ましてや湿気の多い竹林に囲まれた我が家のこと。
冬場は太陽が当たらず、干し柿は陽の光に当たることができない環境だ。
一週間ほど干した柿は、全部、あきらめたが、捨ててしまうのは忍びない。
そこでカビの生えた皮の部分を取り除いて、食べてみた。
なんと、もう九割九分は渋みが抜けている!
このまま食べても十分にイケる♡
※柿嫌いの人や柿の渋みが氣になる人はたぶんダメでしょう…。
ネットで調べたら、冷凍庫で凍らせると渋みが取れる、という説があったので、一週間ほど冷凍してみた。
結果はあまり変わらなかった。
このまま砂糖を加え、ジャムにしてみようと思ったのだが、柿は火を入れると渋柿の渋みが再生されちゃうそうなので止めた。
そして、このままひたすら食べた。
甘さは十分なので、デザートとしても良し、パンに塗っても良し。
こうして失敗した干し柿は、全部、私の胃の中へ納まった。
だけど、その後、お腹の調子が優れず、食欲がガクンと落ちた。
やっぱり食い意地はダメだな。
そして渋みはほどほどが身体に良いようだ。
「何ごとも経験だ」
という夫氏の言葉に励まされる。